「今日はもう無理」——そう思う日が、週に1回か2回はありますよね。
そんな日のために、温めるだけで食卓が整う宅配弁当・宅配食をストックしておく。それだけで、平日の気持ちがずいぶん違ってきます。

ただ、調べてみると「1食◯円」の表示ばかり。うち4人家族なんだけど、結局
いくらかかるの?というのが分からなくて止まっていました。
そこでこの記事では、口コミ件数が多く評価も高い5社に絞り、4人家族(大人2+小学生2)で使ったらどうなるかという目線で比較します。お子さんが未就学児の場合は量を減らして考えてみてください。
① 食卓に出すまでの時間…4人分を温めるのに実際どれくらいかかるか
② コスト…4人家族で1食いくらか(送料込みで計算)
③ 量…1回の配達で何食分届くのか、何日分になるか
④ 消費期限…どれくらい日持ちするか、冷蔵か冷凍か
結論|4つの軸それぞれの「いちばん」
4人分を出すのがいちばんラク → つくりおき.jp・シェフの無添つくりおき(家族分がまとめて届く)
コストを抑えたい → ワタミの宅食ダイレクト(4人分で約2,210円)
家族4人にちょうどいい量 → つくりおき.jp・シェフの無添つくりおき(家族単位が1セット)
買いだめして長く持たせたい → nosh・ワタミの宅食ダイレクト(冷凍で半年以上)
無添加・素材にこだわりたい → シェフの無添つくりおき・わんまいる
5社まとめて比較|まずは全体像
| サービス | 4人分の準備時間 | 4人分1食の目安 | 保存 | 日持ち |
|---|---|---|---|---|
| nosh(ナッシュ) | 約24〜26分 | 約2,950円(送料込) | 冷凍 | 6ヶ月〜1年 |
| ワタミの宅食ダイレクト | 約12分 | 約2,210円(送料込) | 冷凍 | 約8〜11ヶ月 |
| つくりおき.jp | 約5〜10分 | 約3,330円(送料無料) | 冷蔵 | 4〜5日 |
| シェフの無添つくりおき | 約5〜10分 | 約4,660円(送料込) | 冷蔵 | 4日(一部地域3日) |
| わんまいる | 約15分 | 約5,024円(大人4人分換算) | 冷凍 | 30日以上 |
軸①|4人分を出すのに、実は時間がかかる
| サービス | 温め方 | 1食あたり | 4人分だと |
|---|---|---|---|
| nosh | 電子レンジ(500W) | 6〜6分30秒 | 約24〜26分 |
| ワタミの宅食ダイレクト | 電子レンジ | 約3分 | 約12分 |
| つくりおき.jp | 電子レンジ | 1〜2分/容器 | 約5〜10分 |
| シェフの無添つくりおき | 電子レンジ | 約2分/容器(600W) | 約5〜10分 |
| わんまいる | 湯煎・流水解凍 | 5〜10分 | 約15分(まとめて湯煎可) |
ここが、家族で使うときのいちばんの落とし穴です。
冷凍弁当は1人分ずつトレイに入っているため、電子レンジで1食ずつ順番に温めることになります。
noshの場合、1食6分。4人分なら単純計算で24分以上、レンジの前に立ち続けることになります。
「温めるだけ」と聞いて想像する手軽さとは、少しズレがあるんですね。

1人分ずつレンジで回していると、最初に温めたお弁当が冷めてくるんですよね。家族全員が同時に「いただきます」できないのが地味にストレスでした。
その点、つくりおき.jpとシェフの無添つくりおきは、家族分のおかずが大きめの容器でまとめて届きます。
容器ごとに600Wで2分前後なので、数個温めれば全員分が5〜10分で食卓に並びます。
わんまいるは湯煎タイプなので、鍋一つに複数パックを同時に入れられます。時間はかかりますが、その間は放っておけるのが利点です。
軸②|4人家族で使うと、いくらになる?
| サービス | 1人1食あたり(税込) | 送料(関東) | 4人分1食の実質 | 初回特典 |
|---|---|---|---|---|
| nosh | 620〜719円 | 1,166円/回 | 約2,950円 | 初回1,500円引き |
| ワタミの宅食ダイレクト(三菜) | 465円 | 880円/回 | 約2,210円 | 定期5%OFF |
| つくりおき.jp(4人前×週3食) | 約833円 | 無料 | 約3,330円 | 初回1回約1,997円 |
| シェフの無添つくりおき(食卓おまかせ) | 約1,082円 | 990円/回(初回無料) | 約4,660円 | 最大33%オフ+送料無料 |
| わんまいる | 1,256円 | 1,080円/回 | 約5,024円+送料 | — |
いちばん安いのはワタミの宅食ダイレクト。1食465円で、4人分+送料でも約2,210円に収まります。
外食やデリバリーと比べれば、確実に安く済む水準です。
一方でシェフの無添つくりおきとわんまいるは、1人あたり1,000円を超えます。
この2社は保存料・化学調味料に頼らない、素材重視のサービス。価格はその分だけ上がります。
軸③|1回の配達で何日分になる?
| サービス | 1食の中身 | セットの選択肢 | 4人家族での日数 |
|---|---|---|---|
| nosh | 主菜1+副菜3 | 6/8/10/12/20食 | 10食=2.5日分 |
| ワタミの宅食ダイレクト | 三菜=主菜1+副菜2 五菜=主菜1+副菜4 |
7/10/14/20食 | 10食=2.5日分 |
| つくりおき.jp | 主菜+副菜(4人前) | 週3食/週5食 | 週3日分または週5日分 |
| シェフの無添つくりおき | 主菜3品+副菜6品(4人前) | 食卓おまかせ(4人前×3食) 食卓サポート(3人前×2食) |
週3日分 |
| わんまいる | 主菜1+副菜2 | 5食/10食 | 1人分5日分 |
ここで家族向きなのが、つくりおき.jpとシェフの無添つくりおきです。
どちらも「4人前×週3食」という単位で届くので、何食注文すればいいか計算しなくていい。届いた分が、そのまま週3日の夕食になります。
冷凍弁当タイプは「1人1食」が単位なので、4人家族だと10食セットでも2.5日分しか持ちません。
週の半分をカバーしたいなら20食前後が必要になり、そうなると冷凍庫のスペースが次の課題になります。
冷凍庫スペースの注意点
- noshやワタミの宅食ダイレクトを20食まとめ買いすると、一般的な家庭用冷凍庫はかなり圧迫されます
- noshは配送間隔を最長3週間まで空けられるので、消費ペースに合わせた調整が可能です
- つくりおき.jpとシェフの無添つくりおきは冷蔵なので、冷凍庫を空ける必要がありません
軸④|日持ちは「冷凍か冷蔵か」で大きく変わる
| サービス | 保存方法 | 日持ち |
|---|---|---|
| nosh | 冷凍(-18℃以下) | 製造から約6ヶ月〜1年 |
| ワタミの宅食ダイレクト | 冷凍 | 約8〜11ヶ月(実測ベース) |
| つくりおき.jp | 冷蔵 | お届け日を含め4〜5日(冷凍も可) |
| シェフの無添つくりおき | 冷蔵(一部メニューは冷凍可) | お届け日を含め4日間(九州・島根・青森など一部地域は3日) |
| わんまいる | 冷凍 | 賞味期限30日以上残った状態で発送 |
冷凍タイプの3社は、半年から1年ちかく持ちます。
つまり「いつか来る、無理な日」のための保険としてストックしておけるということ。ミールキットにはできない使い方です。
一方、つくりおき.jpとシェフの無添つくりおきは冷蔵で3〜5日。作りたてに近い味が楽しめる反面、届いた週のうちに食べきる前提になります。
予定が崩れやすい家庭なら冷凍タイプ、週のリズムがある程度読める家庭なら冷蔵タイプ、という選び方ができます。
5社それぞれの特徴
nosh(ナッシュ)|メニューを自分で選びたいなら
累計1.7億食を突破した、この分野の最大手です。60種類以上から自分でメニューを選べるのが最大の強み。
全メニュー糖質30g以下・塩分2.5g以下で、健康管理を意識する人に支持されています。
注意点は、ごはんが付いていないことと、量が控えめなこと。大人の健康志向・ダイエット向けに設計されているので、育ち盛りの子どもには少なく感じるかもしれません。1食6分の温め時間も、4人分だと積み上がります。
ワタミの宅食ダイレクト|安さと安定感のバランス
「ワタミの宅食」ブランドは累計9億食、売上シェア16年連続No.1という実績があります(手渡し配達を含むブランド全体の数字)。
冷凍タイプの「ダイレクト」なら1食465円から。温めは約3分と短く、4人分でも12分程度で並びます。
主菜1+副菜2の「三菜」と、副菜が4品つく「五菜」から選べます。量が物足りない場合は五菜にする手もあります。
つくりおき.jp|4人家族の設計がいちばん合っている
累計3,000万食を突破した、家族向け作り置きの宅配サービスです。
最大の特徴は「4人前」が1単位であること。週3食プランなら、週3日の夕食がまるごと解決します。何食頼むか計算する必要がありません。
冷蔵で届くので冷凍庫を圧迫せず、温めも家族分まとめて5〜10分。薄味の家庭料理が中心で、1歳半頃から取り分けできるという声もあります。送料無料です。
弱点は、メニューが選べないこと(AIによるおまかせ献立)と、人気の配送枠が埋まりやすいこと。冷蔵なので4〜5日で食べきる必要もあります。
シェフの無添つくりおき|無添加にこだわった家族向けの惣菜
名前が似ていますが、つくりおき.jpとは別のサービスです。
いちばんの特徴は保存料・化学調味料・人工甘味料・着色料に頼らない調理方針。1回の配達に30〜70品目の食材が使われ、栄養バランスにも配慮されています。
「食卓おまかせプラン」は主菜3品+副菜6品の計9品が4人前×3食分で届き、週3日の夕食をカバーできます。容器ごとに600Wで約2分温めるだけです。
唐辛子など刺激の強い食材を使わず、子どもから高齢者まで食べやすい味付けなのも、家族で使ううえで安心なポイントです。
注意点は価格。1人1食あたり約1,082円で、4人分だと1食約4,660円になります。北海道・沖縄は配送対象外で、メニューは週替わりのおまかせ制なので選べません。
わんまいる|品質重視で「ここぞという日」に
国産食材・無添加にこだわった冷凍おかずセット。主菜1品+副菜2品が、湯煎か流水解凍だけで食卓に並びます。
包丁もフライパンも使わず、洗い物は鍋ひとつ。調理の手間という意味では最小クラスです。
ただし1食1,256円と5社の中では高め。家族4人分すべてをまかなうと負担が大きいので、大人の分だけ頼む、特別な日に使うといった割り切った使い方が向いています。
タイプ別|あなたに合うのはどれ?
よくある質問
Q. 子どもも同じものを食べられますか?
サービスによります。つくりおき.jp・シェフの無添つくりおき・わんまいるは家庭料理に近い味付けで、家族で食べる前提の設計です。シェフの無添つくりおきは唐辛子を使わず、子どもから高齢者まで食べやすい味付けにしています。一方noshは大人の健康管理を主眼にしているため、味付けや量が子ども向けとは限りません。
Q. 「つくりおき.jp」と「シェフの無添つくりおき」は何が違うんですか?
別会社の別サービスです。どちらも4人前がまとめて冷蔵で届く点は同じですが、つくりおき.jpは1人あたり約833円でコストを抑えた設計、シェフの無添つくりおきは約1,082円で無添加・素材にこだわった設計になっています。
Q. 4人家族だと冷凍庫に入りきりますか?
10食程度なら多くの家庭で収まりますが、20食のまとめ買いは一般的な冷凍庫だとかなり厳しいです。冷凍庫に余裕がない場合は、つくりおき.jpやシェフの無添つくりおきのような冷蔵タイプを選ぶ方法があります。
Q. 毎日使うと高くつきませんか?
4人家族で毎日使うと、月6〜10万円規模になります。現実的なのは週2〜3日だけ使う使い方です。それでも「献立を考える」「買い物に行く」負担が週の半分減るので、効果は十分に体感できます。
Q. 途中でやめられますか?
5社とも定期購入の休止・スキップ・解約に対応しています(noshは契約期間の縛りなし)。ただし締切日や手続き方法はサービスごとに異なるので、申し込み前に確認しておくと安心です。
まとめ|4人家族なら「家族単位で届くか」が分かれ目
準備の手間で選ぶなら → つくりおき.jp・シェフの無添つくりおき(家族分まとめて5〜10分)
コストで選ぶなら → ワタミの宅食ダイレクト(4人分約2,210円)
量の分かりやすさで選ぶなら → つくりおき.jp・シェフの無添つくりおき(4人前が1単位)
日持ちで選ぶなら → nosh・ワタミの宅食ダイレクト(冷凍で半年以上)
無添加へのこだわりで選ぶなら → シェフの無添つくりおき・わんまいる
宅配弁当の多くは「1人1食」を単位に作られています。
だから4人家族で使うと、温める時間も、冷凍庫のスペースも、コストも、すべて4倍になる。ここを知っておくと、選び方がぐっと現実的になります。

毎日使わなくていいんです。週に2日だけでも「今日は考えなくていい」がある。それだけで平日の景色が変わりますよ。
「少し手を動かす余力はある」という日が多いなら、カット済み食材を自分で調理するミールキットのほうが安く済みます。
そもそも両者の違いから知りたい方は、こちらの記事が入り口になります。


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